建勲は「たけいさお」と読む。織田信長と織田信忠を祀る神社。今宮神社の近くの船岡山にある。明治二(1869)年に天下統一や朝儀復興などの功によって神社創立の宣下があり、創建。もともと秀吉が信長の法要を営んだ大徳寺も近く、船岡山に信長の霊を慰めるための寺院を建てる計画もあったという。
祓串。これを使ってお祓いをしたうえで参拝する。珍しい。
猫がいた。
三十六功臣は池田恒興の後裔を称する森本後彫という人物によって描かれた。スペースの関係で、そのうち十八功臣のみ飾っている。拝殿にはよく三十六歌仙の図が掲げられているので、それになぞらえたのだろう。